調査設計業務

平成29年度受託件数  26件
受託内容  農とみどりの整備事業、農業基盤整備促進事業、畑地かんがい、農道整備、土砂流出防止柵設置等


当連合会では一般社団法人農業農村整備情報総合センター(ARIC)の開発した「補助版標準積算システム」を使用した積算業務を行っています。

農業農村整備の補助事業は、県、市町村、土地改良区などさまざまな事業主体により実施されていますが、「補助版標準積算システム」は全国共通のシステムとして運用されており、本システムを利用することで積算作業の標準化や信頼性の確保ができ、新たな積算方式が導入された場合は、円滑に移行することが可能です。

また、本システムは、農林水産省監修のもと、土地改良工事積算基準に対応しているシステムで昨年度からは一部施工パッケージ型積算方式となっています。

当連合会ではシステム導入、運用の支援を行っています。

 


【水源確保施設整備 横浜市青葉区鉄大場市ヶ尾地区】

本地区は、国道246号から県道12号(上麻生線)を小田急線柿生駅の方面に向った場所に位置し、都市住民とのコミュニティ活動の重要性が増す中、貴重な農村文化の保存と活用を期待される地域である。谷本川を中心にした水田地帯だが、都市化や農地整備などにより、畑地化が進んでいるため現在は井戸を主な水源としている。

近年井戸からの揚水が赤く濁るため、鉄大場水利組合は、横浜市の「水源確保施設整備事業」を活用して赤水の原因と発生防止を図ることとした。土地改良事業団体連合会では、それらの調査設計業務を受託している。

井戸から出る泥土を含んだ赤水                   揚水管、ケーシングに付いていたスケール(付着物)
   

 

井戸内を水中カメラで調査したところ底部に堆積物があること、ケーシング上部の腐食が著しいことが判明した。そのため、29年度中にエアリフトによる堆積物の除去、クリーニング(薬品洗浄)及び上部を二重ケーシングに改修することを予定している。
また、腐食の原因とも考えられる鉄バクテリアが繁殖している場合には鉄分(赤色になる原因)濃度が高くなることから、薬品洗浄前後の鉄分濃度の変化も調べることとしている。

[ 計 画 図 ]